K-zooのMLB査定集 ”パワプロ2022”

パワプロ2022でMLBの選手を査定・再現しています。

デレク・ジーター 1999年

[成績] .349 24本 102打点

 

・紹介

ヤンキース史上最高の遊撃手であり、2000年前後に訪れたヤンキース黄金時代の中心選手。たぐいまれなキャプテンシーも持ち合わせた人格者で、そのグラウンドの内外での振る舞いから「The Captain」とも称された。引退後はマーリンズGMなどに就き、現在ではMLBネットワークの解説者として活動している。

 

・打撃

卓越したミート力を持ち、広角にヒットを量産した。特に、ライト方向への流し打ちは「ジップヒット」と呼ばれるようになり、彼の代名詞となった。のちにジップヒットなる練習道具が発売され、そのCMのワンフレーズである「こんにちは、デレクジーターです。」と共に一部界隈で人気を博した。

また、調子の波が小さく、グラウンドに出ればきっちりと結果を残す選手であった。

一方で、野球選手としては大柄な部類であるが、ホームランはこの年の24本がキャリアハイであり、あくまで彼はアベレージヒッターであった。

 

・守備

キャリアを通じてショート一筋の選手であった。「The Flip」に代表される華やかなプレーを数多く披露し、現役時代は守備の名手として知られ、ゴールドグラブを5度受賞している。

ただ、各種の指標をベースに選手を評価するようになった現代において、その守備指標のひどさを引き合いにだして過大評価だと指摘する意見も増えた。